インキュベクスの上村です。

23歳から経営者の名刺を持ち、かれこれ30年以上の時間がたった。
20代の頃、30代の頃そして各年代で目指したリーダーシップ像は
全然違うけれど、結果とてもシンプルなところに落ちついた。

精神年齢があがったのか?どうかはわからないけれど、変化は明確だ。

20代は成長するビジネスのネタを見つける力をリーダーシップととらえた。
要は売れる会社をけん引する力。

そして、30代に目指したリーダーシップは課題解決に向けた圧倒的な準備姿勢。
眠らずにもやり遂げるあたりもそうだろう。このころには社員数が50名くらいに
なっていたのか?覚えていない。

40代は経営に関連する正解を求めて関連分野の知識をむさぼった。
年間の読書量が年間300冊を超えたのもこの頃か?

そして50代は未来を予見する力。
会計、そして森田統計学にこだわった。

いろいろやってきたが、いま思うリーダーシップは一緒に仕事をやりたいと言ってくれる
仲間がいる状態。スタッフがスタッフを互いに尊重する環境整備だ。きわめてシンプルだ。

僕が前面に出れるわけではない。
むしろ最前線の医療従事者を見守る立場。全社の価値を高める存在にならなければと
思うわけです。

今は介護施設や訪問看護ステーション経営が主戦場。医療知識が無い僕が出来ることは
働きやすい環境を整備すること。給与、休日等の整備もそうだ。

その他、関連者の課題に耳を傾けるくらいしか出来ないわけだ。

僕はきわめて直角というか・・・直線的な「男は黙って・・」みたいなタイプだけど
そんなことばかりは言ってられない。

今の課題は、話しをじっくりきける時間、性格を備えるだろうな。