インキュベクスの上村です。
僕は介護施設のビジネスモデル化を担当し、そして今は介護施設のビジネスモデル販売を推進。
直近関わったテストマーケでは、
当初、自分が考えていた訴求内容を変更したところ、およそ100倍の広告効果。
倍じゃない、10倍でもない、100倍。もう呆れるしかない
1人ABS (青山学院MBAコースの略)の私は統計好きとしてはあってはならない事態を迎えている
(ABS時代の追試よりも恐ろしい事態)
◆ビジネスモデル化の成功。
このビジネスモデル化においてこだわったのはMOT(技術経営の視点)。大きくは2点。
※ちなみにMOT思考とは、市場ニーズにあったサービスや製品を生み出すまでの経営手法
●バリュープロポジション
他社が提供することができない強みを顧客がその商品を手に入れることでもたらされる利益の明確化をはかった。
対象は利用者様、働く人、大家さん、建築会社、介護事業者
(少なくとも5方良しを見つけ出すことを前提に事業計画を細かく精査した)
最大の効果は、働く人が辞めないと言うことだろう。
●DX(デジタルトランスフォーメーション)
介護施設ではデジタル技術を利用することで、働き方を改革した結果、
働く人たちの待遇を正社員年収最大550万円までに持ち上げることに成功した
介護施設は出来上がり、3年間の実証を経て収支シミュレーションの妥当性も確認した。
最大の効果は、働く人にそばをはるかに超える報酬を支払えることだろう。
◆ビジネスモデル販売の失速。
介護施設のビジネスモデル化としては成功した。
しかしビジネスとしては、スタートラインにも立ってないと実感をしている
今、僕が抱える課題はビジネスモデル化された介護施設の売れ行きが当初計画のまだまだ途中。
課題解決(デザイナー)としての誇りは感じながらも、経営者としてのストレスは溜まる一方。
しかし、この頃ら”測ること”と、”対策すること”で最大100倍違うプロモーション効果を実感した(泣)
嬉しくて悲しいおじさんの日々。
今僕が思う小さな会社の経営者の役の一つは
「測ること(measurement)」と「対策すること(countermeasures)」に重きを置くプロフェッショナル。
今日は「経営者になります!」を改めて宣言だなー