インキュベクスの上村です。

院時代の飯渕 弘成後輩が石鹸を作り、販売している。
彼が作るのは1つ2000円の固形石鹸。
石鹸なんて100円だったか?200円?そんな感覚を持っていたので、単純に10倍の値付けだ。

2000円の石鹸を知ったのは子供向けお仕事体験プログラム「ハロワTV」の取材でのこと。

取材が終わり、早速1つ買いもとめ、一緒にいた友人にその石鹸をプレゼントした。ガサツな僕にはもったいないからだ。

いままで石鹸で起業することを考えたこともないし、勇気はないし、勝負をすることの危うさは10や20は述べられる
(1時間半のセミナーできると思う 笑)

しかし、彼はやった。
創業から数年経過し、ビジネスはゆっくりと成長し、今もなお精力的に活動している。

彼の話を聞いたとき、石鹸をつくり、売ってみたくなる自分がいることに驚いている(副業を考えている友人には勧めようと思う)

“何故買いたくなるのか?”
“売りたくなるのか?”を考えてみた。

理由は見つかった(ひょっとしたらはじめての体験だったかもしれない)。
言葉では知っていたけど、マーケティング用語で言うところのまさしくCX※(顧客体験)だ。

話を聞いている時も、今もブランド開発の背景(物語)を映画館で味わったような体験だ。

んー。
”こーせー(飯渕 )”のプレゼンはトップガンマーベリックを見た後の感覚(笑)
トムクルーズ役が彼。飛行機の代わりに石鹸が画面を飛ぶわけ。

彼の売り方はストーリー販売。物語にはブランドを生み出す力がある。
だから、、ブランディングとも言える。

ストーリーは共感を生み出し行動を変えてしまう、、と
感激ばかりしてないで私も取り入れることにするよ。

自分が背景を語ることでこれからのビジネス人生で数億円は違うよね!?

今日からやるよ!

※CX(顧客体験customer experience)とは
顧客が商品やサービスに興味を持った段階から調査・検討経て購入、塩、購入後のアフターサポートに至るまでの
顧客が商品に接する流れの中のすべての体験を指します(ネットかで検索)