インキュベクスの上村です。

あくまでも福祉分野にこだわるけど数年先にはアーティストを生み出すことを仕事にしている夢をみた。

ほんとにできるんじゃないか?の妄想はそのうちに、義務感みたいになれば本物だ 逃れられなくなる 笑。

まずいろいろを見てまわろう。

そして、来年はその意義を自問自答し、理想を考え、実現可能性やその価値を考える期間。

さらにその先の1年はかかる費用等と睨めっこしながら、、やる理由と、やめた方がいい状況とせめぎ合う。
やる!となったらコミュニティを形成する期間でもある。

さらに3年目は実行するフェーズかな。

しょうぶ学園の福森さん曰く、、
つまり、彼らのやりたいようにさせるということ。僕らも教えない…。
つまり、健常者のペース、健常者の世界に彼らを連れてくるんじゃなくて、彼らの世界に合わせて、僕らが寄り添うこと。

何も言われなければ、人間は消極的になるかというとそうではない。その人独特な、好きなものを探し出していくということです。
(註)webサイト 年間1万人が訪れる障がい者施設。 鹿児島・しょうぶ学園の新たな挑戦 | ハフポスト LIFE (huffingtonpost.jp) 立石郁より引用。

こんかワガママな世界は横浜でもやれる気がする。

友人であり、僕のさまざまなコンセプトアドバイザーでもある、つだゆみ(漫画家)はこんなふうに言っている。

アートは二面性があって、自己目的性と他目的性。自己目的は「描きたいから描く」。他目的とは社会的評価を目指すもの。

障がい者の作品はパワーがあります。
ヘンリー・ダーガーは誰にも作品を見せることなく死に、死んでから作品が発見されて、評価を受けました。
彼は自分のためにだけ作品を描いたわけ。

自己目的的な作品はナイーブアートと言われます。
正式な美術教育を受けたことのない作家によって制作され、独学ゆえにかえって素朴さや独創性が際立つ作品をさします。

「原始性」「幼児性」「狂気性」「自意識の解放」。

子供の頃は皆アーティストなのに、「褒められたい」と思った瞬間から「社会性」を目指すので、ナイーブじゃなくなるんですよね。

障害者の方々には、ナイーブに自由に作品を生み出してもらいたいです。

以上。すごく参考になります

追伸

「介護の王国」を作り上げるまでの調査段階〜サービス・IT・箱モノの設計段階〜竣工までにはおよそ10年の時間がかかった。

あの頃は、厚生年金の範囲で入居できる介護施設づくりをやらずにはいられなかった。

あの時の感情に似ているのかもしれない。

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