訪問看護/訪問介護/施設運営/訪問診療のバックオフィス、起業支援を行っている、インキュベクスグループの上村です。
私が経営する訪問看護ステーションでは看護師管理者の上司にあたるポジション、役割として、事業部門責任者を配置しています。
この配置は、あくまでも看護師管理者が医療や介護サービスに集中できる環境を作り上げることを第一の目的にしています。つまり、看護師管理者の業務から人事的な側面、総務的なもの、さらには請求事務に至るまでのバックオフィス業務を排除することで管理者の時間を人材育成に当てられるように配慮するのです
管理者にはどこまでも人材育成に注力をしてもらいたいのです。
入職するナースのほとんどが、
看護技術を向上させたい、そしてそれだけではなく、人として成長したいと言う考えを持っている以上、管理者には人材育成のお手本になるような立ち振る舞いをお願いしたいのです。
◆働く人ファーストの事業部門責任者の仕事
事業部門責任者は小さな会社で言う社長のような存在です。
様々なことを計画をしたり、調整、指揮命令、さらには統制や組織作りといったまでの業務を行いますが、具体的には事業成長に関する目標管理、業務進捗、人材育成やスタッフのメンタルヘルスまでに気を配ります。
一言で言うと、スタッフの働きやすさファーストの環境作りに注力をするのです。
さらには、訪問看護ステーションには数多の凸凹が見受けられますが、訪問やサービスの提供で忙しい管理者やナースPTに代わって凹業務の推進を引き受けるのです。
マネジメント部門とは毎日のように議論をしますが、今日彼らに伝えたのは、発生ベースの対応ではなく、先回り先回りの制度設計やマネジメント姿勢も身に付けていこう!そんな話をちょうど終えたところです。
● 看護師管理者の負担を軽減する
これもマネジメント部門の役割です。
私たちの社内には、マネジメントに関連するスタッフが5名ほど在籍していますが、彼らの代表的スキルはプロジェクトマネージメント的な役割や、会計財務的側面からの事業評価や事業計画の策定評価、統計的な手法を用いた無駄の発見や解決、その他を含みます。
人事評価制度用意をしたり、定期的な評価をするのも事業部門の役割といえます。
一方で、訪問看護ステーション管理者の簡単な役割を以下に記しています。
● 利用者ファーストの看護師管理者の役割
看護師管理者の役割は在籍するナース、PT主任とともに事業目標をクリアすること。
利用者の利便、医療連携先のとの連携円滑な業務推進に責任を持ちます。
管理者に期待する役割は、事業部門責任者とは異なります。
事業部門責任者の仕事が「働く人たちファースト」で様々な取り決めを進めるのとは異なり、訪問看護ステーション管理者には「ユーザファースト(利用者様)を第一に考えたオペレーション」をお願いしたいのです。
◆ 訪問看護ステーションに事業部門責任者、事業部門責任者のアシスタントを配置。
1つの事例をご紹介申し上げます。
私たちの訪問看護ステーションは同業他社とは明確な違いがあります。
具体的には、事業部門責任者、事業部門責任者のアシスタントが3つの訪問看護ステーションの「スタッフの働きやすさファースト」の環境作りを担当します。
インキュベクスグループとの連携と働きやすさをどこまでもどこまでも追求するのです。
人件費高めの訪問看護ステーションは人が増えれば増えるほど実感します。
私たちも訪問看護ステーションの特徴の1つは、人件費比率がめちゃくちゃ高いことです。
人権比率が高いことから、営業利益を獲得するまでには、少なくとも1年〜1年半の時間がかかります。
ただし、1年から1年半の時期を過ぎてからの利益成長がとても目覚ましいのです。
この4月からは、将来独立を目指す直す。教育訓練を担当したいと手を挙げている認定看護師。
多くの才能とともに、ますますの成長を実現したいと思うのです。
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